私にとってシャネルっていっつも微妙な位置にある。
シャネル、ディオール、サンローランが憧れ外資コスメの御三家と言われていた頃、私はシャネルよりディオール派だった。
名香の多いシャネルだけど、私はシャネルに好きな香りがない。
一時期、シャネルの限定ものを「限定」というだけで買いまくったけど、今は欲しい「限定」ものもめっきりなくなった。
以前はファンデやベース類を愛用してたけど、リニューアルして新製品が発売されるたび、ことごとく肌に合わなくなった。
スキンケアに至っては、問題外というくらい肌に合わない。

それでも、それなのに、やっぱりシャネルは好きだし、新色や新製品が出るたびにチェックせずにはいられない。
例え買わないであろうとも。
シャネルはやっぱり特別なのだ。

シャネルの化粧品は端正で美しいと思う。
真っ黒なケースにシャネルマーク。
余分な装飾のないシンプルでいてゴージャスなデザイン。
そして何よりも色そのものが美しい。
だから、シャネルは使いこなせない色であっても。見ているだけで幸せな気持ちになれたりする。

一昔前まで、シャネルのカウンターは敷居が高いイメージがあった。
それも、今は昔の話。
実際に行ってみると、シャネルは他の外資と比べても意外なほど威圧感が少ない。
しかも、値段もそれほど高くない。
他の外資に比べても比較的お手頃な価格帯だったりする。
それなのに、高級感や割高感を感じるのは、多分シャネルが安易なキットを出さないから。
今日日どこぞの一流ブランドでさえ、値ごろ感のあるキットをシーズン毎、いや、それ以上に発売している。
そんな中でシャネルは断固としてキットを出さない。
(たまーに出すこともあるけど、一般告知しなかったりする)
ノベルティのハードルも高い。
それがシャネルの高級感に繋がっているんだろうなぁ。

とは言え、最近ホントに買ってないんだよなー。
見ているだけでも幸せとは言いつつ、やっぱり使える色が欲しい。
シャネルの色ものは暖色系が多い。
口紅やチークはともかく、私は暖色系のアイシャドウが全く似合わない。
それが私がシャネルから遠ざらざるを得ない理由。

シャネルさま、どうか、私が使える綺麗な寒色系のアイシャドウを作って下さい。
(一昨年のジーンズみたいの希望!)
お願いします。

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