ピルのお話。

2004年5月30日
昨日から生理がはじまりました。
相変わらずの生理痛でヘロヘロですが、今月は生理初日が週末にあたったため、だいぶラクです。
月末の忙しい時期に週初めから始まってしまうと、かなり辛いので。
特に予定のない土日であれば、ゆったりとした気分で過ごせるので、いくぶん生理痛も軽く感じます。

それはそうと、今月から低容量ピルを服用することにしました。
生理痛を軽減するためにです。
期間はまだ決めていませんが、しばらくピルを飲んで様子をみるつもりです。

ピルで思い出しましたが、私は以前、緊急避妊目的で高容量のピルを飲んだことがあります。
一般にはあまり知られていないようですが、緊急避妊用ピルはモーニングアフターピルと呼ばれていて、性交後72時間以内に服用すれば妊娠が回避できると言われています。
これはレイプなどで妊娠の可能性がある場合や、避妊に失敗した場合などに主に用いられているようですが、日本ではまだ公には認可されていないようです。
なので、モーニングアフターピルを処方してくれる婦人科はごくごく限られています。

私は以前、とある理由でこのモーニングアフターピルを処方してもらいました。
妊娠する確立は非常に低かったのですが、生理がくるまでの間
「妊娠したかも」という精神的な負担を取り除きたかったのと、
万が一の場合の望まない妊娠を避けたかったのです。

モーニングアフターピルが妊娠を回避できるメカニズムに関してはネットなどで調べれば詳しくわかると思いますが、中絶を促進するような薬ではありません。
精子が卵子に着床しにくい状態にホルモンを調整する薬です。
ここまで書くといいことばかりに感じますが、問題となるのはかなり強い副作用があることです。
ピルの容量としては、低容量ピルの約8倍とも10倍とも言われています。
副作用も8倍〜10倍・・と考えてよいでしょう。
主な副作用は、吐き気・嘔吐・悪寒・めまい・頭痛など。
服用した女性の約9割が吐き気を訴え、8割は実際に嘔吐してしまうそうです。
婦人科でも
「服用して2時間以内に吐いてしまったら、さらに2錠追加で飲んで下さい」
「出来るだけ夜に服用して、服用後はしばらく家に居たほうが良いでしょう」
と言われるくらい、副作用は強いようです。
幸い私は全く副作用がなく、なんだか拍子抜けした感じでした。

このようなピルの服用には賛否両論あると思いますが、私は望まない妊娠をするよりは絶対によいと思います。
身体には相当の負担もあるので、常用は厳禁ですが、それでも妊娠中絶をするよりはずっと身体に優しいのではないでしょうか。

日本ではまだまだ特別視されがちなピルですが、もう少しピルについていろいろ勉強してみようかな、と思う今日この頃です。

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