○サイパン発上陸

サイパンは私にとって思い出の沢山詰まった島です。
今まで海外はハワイやグアム、イタリアなどいくつか行って、どの場所にも沢山の思い出があるのですが、サイパンにはもっと何か特別な思いがあります。
あまりにディープな話にフィクション?かと思われるかもしれませんが、ここで書く話は全て本当にあった出来事です。
そんなサイパンの思い出をちょっと書いてみようかと思います。

私が初めてサイパンを訪れたのは今から8年前。
それ以前にハワイとグアムへ何度か行っていた私にとって、サイパンは三つ目の外国でした。
サイパンは“グアム・サイパン”と一括りにされることが多く、私もグアムとサイパンは同じようなところと勝手に思ってました。
確かに似てはいるのです。
でも、グアムとサイパンは決定的に違うのです。
グアムはアメリカ合衆国、サイパンは北マリアナ連邦。
グアムは田舎と言えど、ビーチロードをちょっと離れればアメリカの軍人さんや家族がそこかしこに居てアメリカを感じられます。
他方、サイパンでは現地のチェモロ人と日本人及び韓国・中国人観光客だけしか見当たりません。
こういった居住する人種的なことや歴史的な背景もさながら、それだけでなく何かもっと言葉ではうまく言えない何かが違うような気がするのです。

初めてサイパンの空港に降り立ったとき。
わー、なんて空と海が青いんだろう。そして緑が濃い。
というのが最初の感想でした。
島の中心部のガラパン地区や経済の中心とされているススペ地区には大きなホテルや免税店などが立ち並んでいるけど、そこから数10メートルも離れればジャングルが広がっています。
それは私が何年か前にテレビの特集で観た第二次世界大戦の繰り広げられたサイパンそのものの景色でした。

私は有休を取り、友人のYちゃんとサイパンにやってきました。
Yちゃんはこれが初めての海外旅行ということもあり、サイパンの海と空の青さに大はしゃぎ。
私はちょうどその何ヶ月か前、結婚式まで決まっていた恋人と別れたばかり。
「これからまた人生仕切り直し!」とばかりに意気込んでました。

☆続きは明日

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